演奏曲目
- 自動ピアノ
機種名 | 曲目 | 作曲者名 | 演奏者名 |
---|---|---|---|
スタインウェイ・デュオ・アート | 愛の喜び | クライスラー | ジョン・トンプソン |
- ディスク・オルゴール
機種名 | 曲目 | 作曲者名 |
---|---|---|
ステラ・テーブルタイプ | ランゲの花の歌 | ランゲ |
ミラ・エンプレス | 春の歌 | メンデルスゾーン |
ポリフォン Style105 | 「フィガロの結婚」より 恋はどんなものかしら | モーツァルト |
ステラ・オーケストラルグランド | スペインの踊り | ホルスト |
シンフォニオン・エロイカ | 「バグダードの盗賊」より 序曲 | ロージャ |
レジーナフォン | 別れの曲 | ショパン |
ポリフォン Style104 | 蛍の光 | スコットランド民謡 |
エーデルワイス | 旅立ちの決意 | 不詳 |
ポリフォン・ オートチェンジャー | (随時) |
3月の曲は『春』と『卒業』をテーマに選曲してみました。
卒業式の定番「蛍の光」は、実はスコットランド民謡で、欧米では大晦日、カウントダウンの後に歌われるようです。
明治時代、文明開化により多くの西洋音楽が渡来し、和名が付けられ唱歌として歌われましたが、蛍の光は当時「蛍」という題名がつけられ、歌われていました(歌詞はそのまま)。
そういえば、キングレコードから「蛍の光のすべて」というCDが発売されているのですが、博物館の紙腔琴*1を持ってスタジオに録音に行ったことを思い出しました。
手風琴(アコーディオン)、紙腔琴(オルガネッタ)、リード・オルガンの合奏を楽しむ明治時代の婦女の絵。
自動ピアノでは2012年に没後50年を迎えるフリッツ クライスラー(1875.2.2-1962.1.29)作曲の「愛の喜び」を演奏。
Fritz Kreisler, 1930 (原典:Deutsches Bundesarchiv )
クライスラーは作曲家であり、世界的なヴァイオリニストでもあります。
実は、1923(大正12)年にリサイタルのために来日していたそうです。
大卒の初任給が50円前後だった時代、帝国劇場で行われた彼のリサイタルの入場料は15円だったそうです。
大卒の初任給が20万円位の現代に換算すると、約6万6千円の入場料ということになりますね。高い・・・。
彼の演奏は、大正時代になって耳が肥え始めた日本の聴衆を唸らせたそうです。
(Wikipediaより)
オルゴールや自動ピアノの他にも、自動オルガンの演奏やオートマタ(からくり人形)の実演を行います。
演奏会コースはご予約なしでお聴きいただけます。
13時か15時に間に合うようにご来館ください。
演奏時間 13:00~/15:00~(所要時間約50分)
演奏会コースのご紹介へ 新しいウィンドウで開きます。
*1:明治時代の日本製の手廻しオルガン