被災者の方や不安な気持ちで過ごしている方々に、少しでも元気になっていただきたいと願って、オルゴールやオートマタの映像をYouTubeに応援投稿しています。
今日は現代のオルガン職人ライブレさん(ドイツ)が製作したからくり付きオルガンの演奏です。
博物館コースの一番最後に登場する人気のオルガンです。
このオルガンは7曲入り。
1曲ずつ順番に演奏されます。
金の卵をお姫様がカエルに投げ与えたり、王子様がドラゴンを退治したり、鬼が出てきたり、色々なお話しが交錯するおとぎ話バージョン。
効果音とともに動くからくりは、各曲の雰囲気に合わせて動きます。
鳥が鳴く音、鐘の音、ドラゴンのうなり声などもお楽しみください。
自動オルガンの仕組みを簡単に説明しますと。
背面のハンドルを廻すと、中に組み込まれた大きなバレルが回転します。
バレルとは大きな木製の円筒で、音楽信号となるピンが打ち込まれています。
回転するバレルのピンがキーを押し上げるとパイプに通ずるバルブが開き、フイゴに溜まった空気がパイプに送り込まれて奏鳴します。
ちなみに、博物館のショップにはおじさんが肉団子を食べ続ける”肉団子編”もあります。
レジで50円と演奏用のコインを交換して、お楽しみいただけます。