今年の秋は突然、唐突に訪れたという感じです。芸術の秋に相応しい素敵な曲を選曲しました。
10月の演奏会コースの曲目をご案内いたします。
演奏会コース
- 自動ピアノ
機種名 | 曲目 | 作曲者名 | 演奏者名 |
---|---|---|---|
スタインウェイ・デュオ・アート | 愛の悲しみ | クライスラー | バックハウス,ウィルヘルム |
- ディスク・オルゴール
機種名 | 曲目 | 作曲者名 |
---|---|---|
ステラ・テーブルタイプ | 乙女の祈り | バダジェフスカ |
ミラ・エンプレス | 「ドン・ジョバンニ」より メヌエット | モーツァルト |
ポリフォン Style105 | 「こうもり」より ワルツ | シュトラウス2世 |
ステラ・グランド | キャサリーン我が愛する人 | クラウチ |
シンフォニオン・エロイカ | 女学生 | ワルトトイフェル |
アメリカ・シンフォニオン | 双頭の鷲の旗の下に | ワーグナー |
レジーナフォン | 紅葉 | 岡野貞一 |
ロッホマン | 酒・女・唄 | シュトラウス2世 |
レジーナ・オートチェンジャー | 随時 |
10月25日のシュトラウス2世の誕生日にちなんで、今月はシュトラウスのお勧めの曲を2曲選んでいます。
生涯で500曲以上を作曲し、ウィンナ・ワルツの黄金時代を確立した「ワルツ王」と評されるシュトラウス2世(1825年-1899年)。
オルゴールの最盛期と同時代に生きたシュトラウスの作品は、アンティーク・オルゴールにも数多く収録されています。
ポリフォン Style105ではオペレッタ『こうもり』の2幕のフィナーレの舞踏会で演奏される有名なワルツを。
直径60cm以上のディスクで演奏される「こうもりのワルツ」は華やかで荘厳なお勧めの一曲です。
ロッホマンで演奏するのは『酒・女・唄』。
このタイトルは宗教改革をおこなったマルチン・ルターの言葉「酒と、女と、歌を好かない者は一生涯の馬鹿者だ」に由来しているとか?
演奏するオルゴールには棒状のベルが付いていて、オルゴールの音色と共に奏でられるベルの爽やかな響きもお楽しみください。
ディスクを外したところ。櫛歯の左右に4本ずつベルがついています。
自動ピアノは、バックハウスが演奏します。
若き日には「鍵盤の獅子王」と呼ばれ、正確無比な指さばきで「まるでメトロノームが拍節を刻むようだ」と評された程、自我を出さず、曲を純粋に表現する堅実で格調の高い、精密機械のような演奏で有名です。
しかし、このクライスラーの「愛の悲しみ」では、デニス・コンドンが「バックハウスがいかに情感的になれるかを披露してくれる」と語るように、もの悲しく、素敵な演奏です。
その他シリンダー・オルゴール、ストリートオルガン、オートマタ(からくり人形)の実演がございます。
演奏会コースはご予約なしでお楽しみいただけます。13時または15時までにお越し下さいませ。
演奏時間 13:00~ 15:00~(所要時間約50分)
演奏会コースのご紹介へ 新しいウィンドウで開きます。