4月23日のブログでご紹介した次回企画展のリクエスト曲が決まりましたのでお知らせいたします。
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曲目リストには展示・演奏予定のディスク・オルゴール12台についてと、それぞれで演奏できる曲目を掲載しています。企画展ではそれぞれのオルゴールで1曲ずつ演奏しますが、どの機種でリクエストできるかは当日のお楽しみです。
オルゴールのディスクは現在のCDなどのように規格が一律でなかったため、様々なサイズが作られていました。今回の展示では8 1/16inch(約20.5cm)から18 1/2inch(約47cm)までのサイズを使用しますが、10台すべてサイズが異なります。(1inch=2.54cm)
サイズが大きい方が演奏時間が長く、使える音の数も増えるので聴き応えがあります。でも、曲によっては小さなディスクの方がいい場合もあるのです。
例えば、埴生の宿やスコットランドの釣鐘草などのように原曲の演奏時間が短い場合、大きなディスクで演奏すると時間が余るため2~3回繰り返し演奏になってしまいます。シンプルなメロディーでは音の数も少ないため、小さなディスクの方が収まりよく、可愛らしい演奏になります。
今回試聴した中でスタッフに好評だったのが小型のポリフォンStyle42とシンフォニオンStyle48Kです。ディスクの枚数が少なく、あまり知られている曲がないのですが、どの曲もいい感じでした。
ポリフォンStyle42とシンフォニオンStyle48K
いろいろ聴いているとスタッフそれぞれにお気に入りの曲が出来てきます。選曲に困ったらどうぞスタッフにお尋ねください。お勧めの曲をご紹介します。
次回企画展『リクエストできるディスク・オルゴール展』は5月18日(火)より博物館コースにてご覧いただけます。
博物館コースは予約制です。コースの案内をご覧いただき、ご予約の上ご来館ください。 博物館のご紹介へ 新しいウィンドウで開きます。