演奏曲目
- 自動ピアノ
機種名 | 曲目 | 作曲者名 | 演奏者名 |
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スタインウェイ・デュオ・アート | 12の練習曲 Op.10 12番 ハ短調 「革命」 | ショパン | バウアー,ハロルド |
- ディスク・オルゴール
機種名 | 曲目 | 作曲者名 |
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ステラ・オーケストラルグランド | 「カルメン」より 闘牛士の歌 | ビゼー |
レジーナ フォン | 椰子の実 | 大中 寅二 |
シンフォニオン・エロイカ | 「コルヌヴィルの鐘」より ワルツ | プランケット |
ロッホマン | つむじ曲がり | 不詳 |
アメリカ・シンフォニオン | カイロの道 | ソーントン |
ステラ・テーブルタイプ | セレナーデ | シューベルト |
ミラ・エンプレス | 緑が野に | アイルランド古謡 |
ポリフォン Style105 | ラルゴ (「セルセ」より なつかしい木陰よ) | ヘンデル |
レジーナ オートチェンジャー | (随時) |
8月の演奏会は老若男女!みんなで楽しめる曲を選びました。
「ヘンデルのラルゴ」として有名なこの曲は、1738年4月に初演されたオペラ「セルセ(Serse)」の第1幕の冒頭で歌われるアリア「オンブラ・マイ・フ(なつかしい木陰よ)」です。
プラタナスの木陰で休むペルシャ王セルセ(クセルクセス1世)によって歌われます。
題名には関係ないのに何故ラルゴと呼ばれるのでしょうか?
曲の速度記号『ラルゴ(Largo)(幅広くゆるやか)』からそう呼ばれるようになったそうです。
ゆったりと流れるラルゴはおすすめです。
話によると「カイロの道」は1893年に開催された万博にむけて書かれ、リトルエジプトと呼ばれる蛇遣いと、ラクダ乗り、スキャンダラスなダンサーが登場するお話だそうです。
1895年以降に人気がでたとのこと。
印象的な曲調のすてきな曲です。
今回のブログを書くにあたり、曲について調べていて一番驚いたこと。
ミラで演奏する「緑が野に」です。
「アイルランド組曲」の「緑が野に」という曲なのですが、
この曲はL.アンダーソンによって1947年に作曲されています。
それでは当時のオルゴールに収録されているわけがない。
そう思って調べると「アイルランド組曲」はアメリカの作曲家がボストンのアイルランド協会の依頼で編曲した作品。
アイルランドの古い曲を題材に作曲されています。
第4曲の「緑が野に」は「Wearing of the Green」という曲が原曲。
原曲のタイトルは「緑の服の着用」。
その曲はなんと、反英闘争により1798年に起きたアイルランドの反乱や革命のために奮起した人々へ捧げる歌だったのです。
その歌は「反乱のシンボルとなる緑の洋服の着用を禁止する法律ができた。」とか「アイルランドのシンボルといわれるシロツメクサを育てちゃいけない法律ができた。」とか「今までで最も苦痛に満ちた国だ。」などという歌詞でした。
それなのに悲壮感がなくて、なんだか楽しそうな音楽にさえ聞こえます。
興味深い一曲です。
演奏会コースはご予約なしでお聴きいただけます。
13時か15時に間に合うようにご来館ください。
演奏時間 13:00~/15:00~(所要時間約50分)
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