演奏会コースでご紹介する展示品のうち、シリンダー・オルゴール、オートマタ、自動オルガンを入れ替えました。
自動オルガンはいつも2台演奏していますが、今回は年代や仕組みなどが対照的な2台です。左側がモンキー・オルガン、右側がニコ・ヴァン・デューレンです。
モンキー・オルガンは1910年頃のイギリス製で、ソフトにはバレル(木製の筒)を使用しています。
1本のバレルに7曲入っており、シリンダー・オルゴールのシリンダーのように横にずらして曲を替えます。
音源はリード(31枚)なので音のイメージはアコーディオンやハーモニカに近いです。
ニコ・ヴァン・デューレンは現代のオランダ製ですが、18世紀のフレーテンウーア(笛時計(音楽時計))の楽器部分を復元したオルガンです。
ソフトは当時バレルを使用していましたが、これはロールを使用しています。1本のロールは1曲入りで、交換して様々な曲を演奏できます。
音源は前面に並んでいる木製のパイプ22本で、ストリート・オルガンのような迫力ある音ではなく、可愛らしい小型パイプオルガンの音色です。
どちらも手廻しで演奏します。仕組みや音色の違いをお楽しみください。
5月の演奏会コースのプログラムについては4月27日のブログ記事をご覧ください。
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演奏会コースはご予約なしでお聴きいただけます。お時間に合わせてお越しください。
演奏時間 13:00~/15:00~(所要時間約50分)
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