リュージュ社のオルゴールといえば、それはもう高級なオルゴール。現在販売しているオルゴールの中では一番歴史あるメーカーで、老舗中の老舗です。博物館にいらっしゃるお客様の中にも、「いつかはリュージュを」とおっしゃる方が大勢いらっしゃいます。
1865年、シャルル・リュージュという時計職人がスイスのサンクロアに移り住み、オルゴールが組み込まれた懐中時計の製作を始めたのが、リュージュ社の起源だそうです。
その後、子息のアルベールがリュージュ社の名を冠して最初のミュージカル・ムーヴメントの工房を開設。1960年には後継者のギドとアルベールが、20世紀初頭から中断されていた高級ムーヴメントの生産を開始しました。1988年には、スイスの投資家グループにより買収され、2004年には「スタジオシリーズ」などの洗練された美観の新しいシリーズを製造するようになります。
先日のブログでは、サンキョーのオルフェウス30弁の試聴ページを作ったとご報告しましたが、今度はリュージュの商品を録音しました。
オンラインショップのメニューの「お店からのお知らせ」→「リュージュについて」からご希望の弁数を選んで試聴できます。
試聴ページのみをご覧にないたい方はこちらから
※ リュージュ販売(株)からいただいた試聴用のデータは赤のスピーカー、今回録音したものは青のスピーカーで表記しています。
オンラインショップでは廃盤になった商品も含め、リュージュ商品を多く販売しています。実は高級なオルゴールになればなるほど、個体差があります。10万円以上のオルゴールをお求めになる場合は、ご来館になって実物の音色をお聴きになることをお薦めいたします。
オンラインショップへ 新しいウィンドウで開きます。