今日11月22日といえば「いい夫婦」の日などといわれます。
たんなる語呂合わせ?
今日は「いい夫婦」の日なので、「君の髪が白くなっても」というタイトルの曲をご紹介します。
若い頃、ディスクの中にこの曲を見つけたときは、「髪が白くなるまで」っていうのは、ずっと先のことでお互いが老人になるまでと思っていましたが、老人にならなくても、髪は白くなってしまうもの。
白髪を発見する度にこの曲を思い出します。
この曲はイギリスのシンガーソングライターのハリー・ダクレが1890年に作曲しました。
ダクレといえば、世界で初めてコンピュータが歌った歌「デイジー・ベル」を作曲したことで有名です。
デイジー・ベルは『2001年宇宙の旅』にも登場し、コンピューターのHAL 9000が歌って、更に有名になりました。
「君の髪が白くなっても」は現代では歌われていないようですが、当時は人気の曲だったのでしょう。
自動オルガンやディスク・オルゴールに収録されています。
さて、歌詞をネットからやっと捜して、試聴ページも作り、
「君の髪が白くなる程、私はあなたを愛す」という歌詞。
あれ?
マザーって?
えーー
夫婦が仲良く老いていくという歌詞ではないの?
ここまで書いたのに…、もしかして、お母さんへ捧げる歌?
歌詞なんて調べなきゃ良かった・・・。
折角試聴のページを作りましたので、お暇な方、どーぞ。
(ちょっと投げやり)
演奏は1890年代製造のドイツ、ポリフォン104です。
「君の髪が白くなっても」の試聴 新しいウィンドウで開きます。