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「館長コース」相乗り募集中!追加(2月28日木曜日13:00~)

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2月28日木曜日13時から館長コースにキャンセルがでました。
3名様募集しています。
お一人様からご予約可能です。
大変お問い合わせが殺到しておりますので、本日から2月22日までにご予約いただいた方が3名様以上になった場合には、抽選とさせていただきます。
3名様に満たなかった場合は先着順となります。

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尚、オルゴールの初心者、「オルゴールの小さな博物館」はじめての方はご遠慮下さいませ。
通常のコースでも充分にお楽しみいただけます。(通常のコースをセットでお申し込みいただいた方がオルゴールを聴ける台数は多いと思います。)
更に、2ヶ月以内に館長コースにご参加、もしくはご参加予定のお客様は、ご応募をご遠慮いただければ幸甚でございます。

「館長コース」相乗り募集中!(3月21日木曜日13:00~)

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3月21日水曜日13時から、館長コースの開催が決定いたしました。
つきましては残り6様のご予約を承ります。
お一人様からご予約可能です。

大変お問い合わせが殺到しておりますので、
本日から2月21日までにご予約いただいた方が6名様以上になった場合には、抽選とさせていただきます。
6名様に満たなかった場合は先着順となります。

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尚、オルゴールの初心者、「オルゴールの小さな博物館」はじめての方はご遠慮下さいませ。
通常のコースでも充分にお楽しみいただけます。(通常のコースをセットでお申し込みいただいた方がオルゴールを聴ける台数は多いと思います。)
更に、2ヶ月以内に館長コースにご参加、もしくはご参加予定のお客様は、ご応募をご遠慮いただければ幸甚でございます。

ご予約はこちら から。
電話 03-3941-0008 (火~土曜日 10時半~18時)

博物館コースのご予約に関して

博物館コースのご予約の問い合せが殺到しています。
そこで、博物館コースのご予約可能な日付を2ヶ月先までとさせていただいております。
休館日がある場合は、翌営業日(火曜日)の午前10時半よりネット、電話受付を行います。
例えば、4月3日、4月4日、4月5日は2月5日の10時半より予約可能とします。

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ご不便をお掛け致しますが、ご了承くださいませ。

演奏は演奏会コースでも充分にお楽しみいただけます。
火曜日から土曜日、午後1時か午後3時から開始します。
午後1時か3時までにご来館ください。
開始20分前に開場いたします。

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演奏会コース

2月 演奏会コースの曲目(2/1~2/28)

2月の演奏会コースの曲目をご紹介いたします。

ファイル 570-1.gif 演奏会コース

演奏曲目

  • 自動ピアノ
機種名曲目作曲者名演奏者名
スタインウェイ・デュオ・アート無言歌集 作品67-4 「紡ぎ歌」メンデルスゾーンパデレフスキー
  • ディスク・オルゴール
機種名曲目作曲者名
アメリカ・シンフォニオン No.192Wマンドリン・セレナーデフォルスター
レジーナ フォン早春賦中田 章
シンフォニオン・エロイカ「リエンツィ」より 平和使節の合唱ワーグナー
ポリフォン Style104「白衣の婦人」より 来たれ、やさしい君よ ジョルジュのカヴァティーナボイエルデュー
ミラ No.167キング・コットン マーチスーザ
ステラ・テーブルタイププロミス・ミーデ・コーヴェン
ミラ No.197ローレライジルヒャー
ポリフォン Style105「天地創造」より 今ぞ、みずみずしい緑が野にもえハイドン
ポリフォン  オートチェンジャー(随時) 

 
 
2月は季節の曲を交え、おすすめの曲ばかりです。

リプロデューシング・ピアノで演奏する「紡ぎ唄」は全8巻48曲からなる「無言歌集」のなかの1曲です。
「無言歌集」とは文字通り「言葉の無い歌曲」という意味で、メンデルスゾーン自身が第2版から命名したと言われています。
メンデルスゾーンは日記を書くのと同じような感覚で、心象風景や感情描写など日々の出来事を作曲したようです。
ロマン派のピアノ小品集の中で最もよく知られていて、なかでも第5集の「春の歌」が有名です。
タイトルの通り糸を紡ぐときの、クルクル忙しくまわる糸車が目に浮かぶような曲ですが、メンデルスゾーン自身がタイトルを付けた曲はわずかしかなく、「紡ぎ唄」も後からつけられたタイトルだそです。
そのためこの曲のタイトルは「紡ぎ唄」以外にも、蜜蜂の羽音をイメージして「蜂の結婚」と呼ばれることもあります。

ファイル 570-2.gif Felix Mendelssohn (3 February 1809 ? 4 November 1847)
 
 

「白衣の婦人*1」はフランスのモーツァルトと呼ばれたボイエルデューの作曲です。
ベートーベンと同世代で、当時パリでは第一流の歌劇作曲家だったようです。
「白衣の婦人」は、スコットランドの文豪スコットの小説をスクリープが台本化しボイエルデューが作曲、1825年12月10日にパリのオペラ座で初演されました。

ファイル 570-3.gif Francois Adrien Boieldieu (16 December 1775 - 8 October 1834)
 
 

「リエンツィ*2」は、14世紀に実在したローマの政治家コーラ・ディ・リエンツィ(1313-1354)を題材に、ワーグナー自身が台本を作成し作曲した全5幕からなるオペラです。
1842年10月20日、ドレスデンのゼンパー・オーパーで初演されました。
金銭的に不遇な生活を送っていたワーグナーですが、この初演成功により本格的なオペラ作曲家としての道が開けたという大事な作品。
今年2013年に生誕200年を迎えるワーグナーの曲をお楽しみ下さい。

ファイル 570-4.gif Richard Wagner c. 1840, by Ernest Benedikt Kietz

 
 
ポリフォン105で演奏するのはハイドンのオラトリオ「天地創造」より「今ぞ、みずみずしい緑が野にもえ」です。
ハイドンのすべての創作の頂点に立つのが「四季」と「天地創造」の2つのオラトリオだといわれています。
「天地創造」は3部に分かれ,旧約聖書の創世記の最初の部分にかかれた6日間に渡る神による天地創造の過程と、アダムとイヴの物語が描かれています。
第1部の8曲目にあたるのが「今ぞ、みずみずしい緑が野にもえ」です。
題名は「アリア いまや野は爽やかな緑をさしいだして」「いまや野原は緑に覆われた姿で喜びを与え」「いまや野の新緑が眼によろこびを与え」など色々に訳されています。
天地創造の第3日目に天使ガブリエルが草木を創造し(7曲目)、それが野に萌える風景を歌っています。

Joseph Haydn (March 31, 1732 - May 31, 1809)

2月に是非聴きたい曲は「早春賦(そうしゅんふ)」です。
吉丸一昌作詞、中田章作曲の日本の歌曲で、歌詞を知って更に好きになった曲です。

春は名のみの 風の寒さや    谷のうぐいす 歌は思えど
時にあらずと 声もたてず    時にあらずと 声もたてず

氷融け去り 葦はつのぐむ    さては時ぞと 思うあやにく
今日も昨日も 雪の空      今日も昨日も 雪の空

春と聞かねば 知らでありしを  聞けばせかるる 胸の思いを
いかにせよと この頃か     いかにせよと この頃

この歌詞の解説はベストアンサーがありましたので、ページをご紹介します。
早春賦の歌詞の解説へ

その他、シリンダー・オルゴールやストリート・オルガンの演奏、オートマタの実演もございます。
演奏会コースはご予約なしでお聴きいただけます。
13時か15時に間に合うようにご来館ください。
演奏時間 13:00~/15:00~(所要時間約50分)

演奏会コースのご紹介へ  新しいウィンドウで開きます。

*1:白衣の婦人 あらすじ:スコットランドの古城に、白い衣の婦人が現れるという伝説があり、その城が野心家の手に落ちようとしたときに、ある娘が白い衣を着て城の中に出て、その城を正しい相続人に与えるキッカケを作り、その娘は城の相続人とめでたく結婚する。
*2:リエンツィ あらすじ:リエンツィが民衆の支持を得て政権を手にしたものの、やがて当の民衆から反逆され、彼らによって殺される。

「館長コース」相乗り募集中!(2月28日木曜日13:00~)

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2月28日木曜日の13時から、館長コースの開催が決定いたしました。
つきましては残り4名様のご予約を承ります。
お一人様からご予約可能です。
先着順となります。ご了承くださいませ。

(オルゴールの初心者の方はご遠慮下さいませ。)

尚、2月13日水曜日13時からは残り1名様となっています。

ご予約は下記ご予約フォームか、お電話03-3941-0008で。

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予約フォームへ

「館長コース」相乗り募集中!(2月13日水曜日13:00~)

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2月13日水曜日13時から、館長コースの開催が決定いたしました。
つきましては残り4名様のご予約を承ります。
お一人様からご予約可能です。
先着順となります。ご了承くださいませ。

(オルゴールの初心者の方はご遠慮下さいませ。)

ご予約はこちら から。

ぶらぶら美術・博物館

先週から今週にかけてテレビの取材がありました。

BS日テレの「ぶらぶら美術・博物館」 毎週火曜 20時から20時54分です。

山田五郎さん、おぎやはぎ、相沢紗世さんが博物館やオルゴールの魅力を伝えてくださいます。

放送は1月29日火曜日の20時からです。

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チョンキナ

現在開催中の企画展「実際の音色でたどるオルゴールの歴史展」。

今回の企画展で「オーケストラル・ボックス」と呼ばれるオルゴールを演奏しています。

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オーケストラル・ボックスとはベルやタイコやオルガンなど、様々な楽器が組み込まれたシリンダー・オルゴールです。

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今回演奏しているは、スイス製のオルゴールなのに、日本の曲が収録された、ちょっと変わったオーケストラル・ボックスです。

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企画展で演奏している曲は「チョンキナ」という曲です。
日本の曲なのに今ではほとんど知られていない曲。
何故この曲を選んだかというと、所蔵ディスクの中にも「チョンキナ」という曲があるからです。

ファイル 564-4.gif ポリフォン 19 1/8inchのディスク番号 5602「ザ・ゲイシャ」よりチョンキナ

ディスクに収録されている「チョンキナ」は、イギリスの作曲家シドニー・ジョーンズの「ザ・ゲイシャ」というオペラのなかの1曲です
「ザ・ゲイシャ」は1896年、かの有名な「蝶々夫人」が作られる前に日本を題材として作られたのオペレッタ(喜歌劇)です。
劇中では「チョンキナ」は芸者に化けた英国娘が「チョンキナ・チョンキナ・チョンチョン・キナキナ・ナガサキ・ヨコハマ・ハコダテ・ホイッ!」と歌うのだそうです。

さてこの「チョンキナ」、国語辞典には、
『狐拳(きつねけん)の一。合いの手に「ちょんきなちょんきな、ちょんちょんきな、ちょんがなのはで、ちょちょんがほい」などと唱えながら、その声が終わるのを合図に拳を打つもの。』
更に、「チョンキナ踊り」は『横浜の外国人客相手の女郎が、洋酒屋の座敷で踊ったもの。三味線で踊りながら「ちょんきな」の拳を打ち、負けると着物を脱いでゆく遊びで、横浜名物とされた。』とありました。

また「ロマン派音楽の多彩な世界」という本に、もともとはイギリス人にジョンという名が多かったから、ジョンが外国人の代名詞のようになって「ジョン来な。ジョン来な。ジョンジョン来な来な。長崎、横浜、函館、ホイッ!」と安政の開港で開かれた港名を歌ったと。

このような俗唄はYouTubeなどで調べても、なかなか出てこないのですが、ありがたいことに「唄本から見た明治の流行り歌 俗謡編」 というHPで唄を聞くことができました。(ページの下の方の唄ってみようをクリックすると聞けます。)

実際に歌われた「チョンキナ」と100年以上前に日本の曲としてオルゴールに収録された「チョンキナ」。
また、イギリス人が作曲したオペラのなかの「チョンキナ」。
ぜひぜひ、聴き比べてみてください。

実は、オーケストラル・ボックスには「チョンキナ」と「再チョンキナ」と2曲が収録されています。
("再"って何って?って感じですが・・・)
聴き比べてみると、チョンキナチョンキナのフレーズをただ繰り返すのが「再チョンキナ」で、西洋風?アレンジを加えたのが「チョンキナ」という感じがしませんか?

「聞き比べのページを開く!」

1月の演奏会コース曲目

1月の演奏会コースの曲目をご紹介いたします。

ファイル 563-1.jpg 演奏会コース

演奏曲目

  • 自動ピアノ
機種名曲目作曲者名演奏者名
スタインウェイ・デュオ・アート2台ピアノのための交響的舞曲 第1番シリル・スコットスコット&グレインジャー
  • ディスク・オルゴール
機種名曲目作曲者名
ステラ・オーケストラルグランドシルバー・フィッシュケットラー
レジーナ フォン協奏曲「四季」より 冬ヴィヴァルディ
シンフォニオン・エロイカスケーターズ・ワルツワルトトイフェル
ロッホマンワシントン・ポスト 行進曲スーザ
アメリカ・シンフォニオン機嫌をなおして  「坑夫長」より 怒らないでツェラー
ステラ・テーブルタイプステファニーツィブルカ
ミラ「ペールギュント」より アニトラの踊りグリーグ
ポリフォン Style105セレナーデ スペインワルツメトラ
レジーナ  オートチェンジャー(随時) 

1月は冬の曲、ワルツ、マーチ、オペラなど様々な調べをお楽しみください。

現在でもお馴染みのスケーターズワルツやワシントン・ポストはディスク・オルゴールの全盛期の19世紀に作曲された曲です。

19世紀末のフランスの上流界で大流行したスケート。
腰に鈴をつけて優雅に池を滑る婦人達を描写した曲が「スケーターズワルツ」。
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1889年に新聞社のワシントン・ポストがエッセイのコンテストを行い、その表彰式で使った行進曲が「ワシントン・ポスト」。
表彰式で初演されたこの曲は大ヒットとなり、新聞社の名も有名になり、作曲したスーザも「マーチの王」の称号を手にしたとか。
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一方、マイナーな曲は「シルバー・フィッシュ」
原題は「L'Argentine, Fantaisie-Mazurka Op.21」、邦題は「銀魚, 幻想マズルカ」です。
これはウジェーヌ・ケットラーまたはケトレ(Eugene Ketterer, 1831-1870)という、フランスのピアニストであり作曲家の作品です。現代のL'Argentineは「銀のような音色の」「銀色の」「アルゼンチンの」という意味があるようですが、楽譜によっては「銀色のアザミ」と英題がつけられたものもあるようです。
いったい魚の曲なのか?花の曲なのか?
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年始は1月4日から開館いたします。
演奏会コースはご予約なしでお聴きいただけます。
13時か15時に間に合うようにご来館ください。
演奏時間 13:00~/15:00~(所要時間約50分)

演奏会コースのご紹介へ  新しいウィンドウで開きます。

12月分 「チャリティ販売」と「ブタの貯金箱募金」のご報告

2012年12月のチャリティ販売についてご報告いたします。
チャリティ商品の販売の売上は26,300円。
またブタの貯金箱募金に寄付していただいた金額は1,350円でした。

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本日、計27,650円を東日本大震災義援金として日本赤十字社宛てに振込みました。
2011年5月からの総計は478,160円になりました。

皆様のご協力、心より感謝しております。
ありがとうございました。