今週から企画展が新しくなりました。
「オルゴールとその仲間たち展」が開催されています。
今回の企画展では名前のとおり、博物館にある色々な種類のオルゴールやその仲間をご紹介しています。
オルゴールが誕生する前の18世紀の音楽入り時計。
シリンダーやディスク・オルゴール。
オルゴールの動力を利用して人形を動かすオートマタ。
ハーモニカやチターなど楽器を自動的に演奏する自動演奏楽器。
などなど、様々なジャンルの展示品を演奏しています。
リベリオン Libellion Musical Box Fredrich Adolf Richter and Company
リニューアル後の初公開(10年以上未公開)のオルゴールもあります。
シリンダーでもディスクでもないオルゴールなので、なかなかご紹介する機会がありませんでした。
厚紙(カードボード)を音楽信号として使用しているオルゴールです。
厚紙の中央にはブリキで補強された孔が並んでいて、この孔に歯車の突起がかみ合い、厚紙がおくられます。
厚紙に開けられた孔にレバーが引っかかると、レバーが櫛歯を弾いて音を鳴らす仕組みです。
孔を見つめているとレバーが飛び出しては消え、飛び出しては消え。
システマチックないかつい装置から、意外に可愛いらしい音色がしてくるのも魅力のひとつです。
その他、工作キットの参考とした、動画が楽しめるオルゴールも公開しています。
また、今回の博物館コースでお配りしている博物館を楽しむグッズは手袋です。
手袋をはめて、自動楽器演奏装置のチターやアコーディオンなどの演奏体験もお楽しみいただけます。
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