カリヨンのしくみ
時計塔に付けられた時を告げる「鐘=カリヨン」がオルゴールの起源といわれています。初期のカリヨンは四つの鐘を用いたため、「四個で一組」を表すラテン語のクヮテルニオが語源となっています。カリヨンを自動的に演奏するために、バレルと呼ばれる大きな木の筒が音楽信号として用いられます。バレルには金属のピンが打ち込まれ、バレルが回転するとピンがキーを押し上げます。キーには塔の上の鐘を叩くハンマーと繋がるロープが結ばれ、キーが押し上げられるとハンマーが動き、自動的に鐘を鳴らすのです。
Update Mar. 2009