ポリフォン社 (ドイツ ライプチヒ) |
グスタフ
ブラッハウゼンとパウル リスナーがシンフォニオン社から独立し、1887年に創業。急速に社業が発展し最終的には従業員が1000人に達する大会社になります。16.5㎝から80.0㎝まで14種類のディスクを作り、それに適合する多種類のオルゴールを販売しましたが、1914年第一次世界大戦勃発の年にオルゴールのビジネスを終了します。レジーナ社、シンフォニオン社と共にオルゴールの三大メーカーといわれています。 |
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ポリフォン・コンソール
Style104
W695xH2080xD420 |
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レジーナ社 (アメリカ ニュー ジャージー) |
ポリフォン社を創業したグスタフ ブラッハウゼンは1892年にアメリカでの特許取得と、ポリフォン社製品を輸出する目的で渡米し、1893年にレジーナ社を創業しました。当初はポリフォン社の製品を販売していましたが、一年も経たずにラーウェイに工場を作り、またたくまにアメリカ最大のメーカーとなります。21.6㎝から81.3㎝までの8種類のディスクを作り、約10万台のオルゴールを販売しました。(81.3㎝のものは自動ピアノ用)ポリフォン社、シンフォニオン社とともにオルゴールの三大メーカーといわれています。 |
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レジーナ
オートチェンジャー
Style 3
'W850xH1740xD620 |
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シンフォニオン社 (ドイツ ライプチヒ) |
ディスク・オルゴールを最初に作ったメーカー。ディスク・オルゴールの発明者であるパウル
ロッホマンが1885年に創業し、翌年には最初のディスク・オルゴールを発売しました。創業以来数多くの製品を送りだし急速に発展していきました。ディスクの直径11.5㎝から76㎝まで、小型から大型まで21種類のディスクがセットできる多種多様のオルゴールを発売しました。なかには2枚のディスク、3枚のディスクを同時に使用するユニークな製品も作られました。オルゴールの三大メーカーのひとつ。 |
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シンフォニオン
エロイカ
W710xH2050xD465 |
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シンフォニオン・マニファクチャリング社 (アメリカ ニュー ジャージー) |
シンフォニオン社は1890年代初め頃、アメリカの大きな市場を開発するためにシンフォニオン・マニファクチャリングという名の姉妹社をアメリカに創業しました。ニュー・ヨークにオフィスを構え“インペリアル
シンフォニオン”の商標で、アメリカ人の好みに合うようなオルゴールを販売しました。 |
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シンフォニオン
ダブルディスク
W865xH315xD530 |
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カリオペ社 (ドイツ ライプチヒ) |
1895年創業。後発でディスク・オルゴール業界に参入しましたが、数多くの機種を発表してドイツの三大メーカーのひとつといわれるほどになりました。直径14.5㎝から75㎝までの13種類のディスクを発売していました。カリオペ社は第一次世界大戦後も存続し、後に蓄音機を製造するようになります。
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カリオペ60G
W405xH190xD380 |
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メルモド・フレール社 (スイス サン・クロワ) |
1816年に操業したシリンダー・オルゴールの名門メーカー、メルモド・フレール社は、1890年代になってディスク・オルゴールの製作を開始しました。主な製品はステラとミラで、ほとんどが機械部分だけを販売し、アメリカやイギリスなど各地のディーラーが、独自のケースに納めて販売していました。ステラは1896年に発売され、突起のないディスクを使用することが特徴です。ディスクは直径24.4㎝から65.2㎝までの5種類が製造されました。ミラのディスクは直径11.4㎝から47㎝までの7種類、1902年に発売されました。その他、ニュー・センチュリー、シリオンなどディスクをシフトさせて、1枚のディスクで2曲を演奏するシフティング・ディスクも製造していました。 |
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ミラ・コンソール
W755xH1035xD600 |
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ステラ
W785xH340xD595 |
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アドラー社 → ツィンマーマン (ドイツ ライプチヒ) |
1896年創業。「朝日に飛ぶイーグル」をトレードマークとしてディスク・オルゴールの市場に参入しました。1900年にツィンマーマンにより買収され、1890年の終わりから20世紀の初めにかけて、アドラー、フォルトナのディスク・オルゴールをはじめ、手廻しのおもちゃのオルゴールからオートマタまで、多彩な製品を製造しました。1920年代からはピアノやオーケストリオンのメーカーとして活躍します。 |
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アドラー
No.345
W775xH2090xD455 |
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B.H.アブラハムズ (スイス サン・クロワ) |
スイスに行ったイギリス人のバーネット
ヘンリー アブラハムズにより1857年に創業されました。安価なシリンダー・オルゴール(通常はベルがついていた)を製造していましたが、1898年頃からブリタニアとインペリアルのディスク・オルゴールを製造しました。製品のほとんどは、ロンドンのスターシルバー販売店を通してイギリスで販売されました。事業は1900年まで続きました。 |
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インペリアル・コンソール
W830xH2000xD450 |
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モノポール (ドイツ ライプチヒ) |
1890年創業。小型のものでは手廻しオルゴールのマニベルや、クリスマス・ツリー・スタンドを製造し、大型のものでは、11
3/4inch、13 5/8inchのシンフォニオン社のディスクを用いた84ティースと100ティースの2種類の櫛歯を持ったオルゴールを製造していました。ともにサブライム・ハーモニーの櫛歯を持ち、モノポール製のメカニズムとシンフォニオン製の箱を使用しています。事業は1913年まで続きました。 |
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モノポール
クリスマス・ツリー・スタンド
W460xH300xD290 |
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トーレンス (スイス サン・クロワ) |
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1881年創業。大きなサイズから小さなサイズまでのシリンダー・オルゴールや、エーデルワイスやヘルベチアブランドのディスク・オルゴールを製造。1900年代になると蓄音機やライターなども製造しました。1985年、オルゴール部門をリュージュ社に売却しました。現在は有名なオーディオメーカーです。 |
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トーレンス
ヘルベチア
W420xH200xD270 |
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コメット社 (ドイツ ライプチヒ) |
1895年創業。1900年代初めまでテーブル・モデルの小型から、アップライト・スタイルの大型のディスク・オルゴールを製造しました。 |
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コメット
テーブルタイプ
'W335xH195xD290 |
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オリジナル・ミュージックワーク社 (ドイツ ライプチヒ) |
シンフォニオン社の創業者パウル・ロッホマンが1900年に創業したドイツのメーカーです。 |
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ロッホマン
No.128HS
W650xH2020xD390 |
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オットー・アンド・サンズ社社 (アメリカ ニュージャージー) |
1857年創業。キャピタル、クリテリオン、オリンピアなどのブランドのオルゴールを製造、販売しました。 |
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オットー・アンド・サンズ
クリテリオン
W570xH300xD520 |
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