ロールモニカの説明に「1870年代製作されたトランペットと同じ原理で作られた。」とあるように、自動トランペットは古くから存在したと思われる。
自動演奏のトランペットの特許の記録は1892年 のドイツのバイエルンのアルマン&エンゲルマン社(the firm of Ullmann and Engelmann of Bayern)に与えられている。円形のリードプレートを使用したトランペットで、円形のリードプレートにはリードが並べられ、リードプレートを回転させることで演奏をした。German Patent 61821
この自動演奏のトランペットは、紙のロールに音符を穿孔して記憶させセットする。ロールの孔がリードの上を通過すると空気が流れて奏鳴する。上部のキイを押し下げることでロールが送り込まれる。楽を演奏することが出来る。ロールは簡単に交換することが出来る。
(よほど強く吹かないと音が出ないので、演奏は困)
ロールにMADE IN GERMANYとあるが、機械本体には何の記述も無い。