ディスプレー用に作られたものと思われる。オルゴールはついていない。
ドーム状の建物と2本のアンテナが特徴的。アンテナ上部の電球と“Radio House” ”Rhythm for all” “Waltzing Volcano” ”What about your Radio”の4つの文字が次々に点灯し、また色を変えて、ネオンサインのように変化する。
光の演出は、現在の技術であれば、小さなチップを使えば簡単にコントロールできるが、当時のこの機械はとても複雑なメカニズムを持っている。大きな穴の開いたシリンダーを持ち、このシリンダーが回転すると穴の無い部分ではリレースイッチが接触して、電灯を点灯し、穴の開いている部分ではスイッチがOFFとなり電灯が消灯する。このメカニズムで電灯のON-OFFとともに、電球の色も変えていくことができる。
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