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整理番号     

 
406
品名    
キュイジニエ
分類
製作国
製作年代
automata
フランス
1895年頃
メーカー
寸法
櫛歯
ルレ・エ・ドゥカン
W205xH520xD260
解説


ビスクヘッドはジュモー。"Depose Tete Jumeau, Bte. S.G.D.G. 4"と書かれた赤い刻印と作者を示す"LH"のマーク在り。オープンマウスと金属の舌、固定されたハニーブラウンのペーパーウェイトアイ、アーチ型の眉、ピアスした耳、茶色のかつら。麻のジャケット、ビロードのズボン、縞模様のストッキングとチョッキ。シェフはお辞儀の代わりに、あんか(warming pan)とトングをあたかもヴァイオリンのように持って演奏する。音楽とともに帽子と舌が動く。1曲入り ルレ・エ・ドゥカンのカタログにはキュイジニエ(主にフランス料理の男性の料理人)とタイトルが書かれている。 ベッドウォーミングパン:ヨーロッパでベッドを暖める道具。

ルレ・エ・ドゥカン(Roullet & Decamps)
機械技術者であったジャン・ルレが1866年に開業。新しい工作技術を取り入れ、からくりの世界では立ち遅れの目立った技術面と経済面を解決し、翌年の万博で早々に銅メダルを獲得する。ルレが60歳を越した1889年、約20年間共に働いた娘婿のドゥカンをやっと認め「ルレとドゥカンの工房」となる。この年から広く宣伝を行い、その作品は海外にも輸出され、工房は繁栄を極めた。

 

 

 

キュイジニエ

 

 

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