サイバー・ミュージアムのトップページへ戻る


整理番号     

 
401
品名    
泣いているジャン
分類
製作国
製作年代
automata
フランス
1890年代
メーカー
寸法
櫛歯
ヴィシー
W226xH565xD290
解説


ロバの耳の付いた帽子(馬鹿帽子)をかぶり、泣いている。右腕で顔を覆い、その後首を振って、足を動かす。帽子の耳も動く。 (dunce's capをかぶった少年とあるが dunce's capはばか帽子《昔, 覚えの悪い生徒に罰としてかぶらせた円錐形の紙帽子》)

オッフェンバックのオペレッタに「泣いているジャンヌと笑っているジャン」(フランスの子供の歌とも)にちなみ、泣いているジャンと対で作られたともいわれている。

Vichy(ヴィシー)
時計工のギュスターフ・ヴィシーは妻ブルジャーとともに1855年に創業。当初はお針子の妻が衣装を一手に担当していた。1878年のパリ万博への最初の出品以来、驚くほど本物そっくりの作品が人気となり成功をおさめ、作品はアメリカ、ヨーロッパ、東洋へ輸出された。1893年には玩具製造組合の代表となり、その年の万博から審査員を務める。19世紀の最も偉大なオートマタ作家として知られている。

 

 

泣いているジャン

 

 

   

  ホーム 博物館について サイバー・ミュージアム オルゴールの解説 用語辞典 ブログ サイトマップ 問い合せ  

オルゴールの小さな博物館は2013年5月15日をもって閉館しました。

Our Museum has closed its doors on May 15, 2013.