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整理番号     

 
366
品名    
ピエロのギター弾き
分類
製作国
製作年代
automata
フランス
1890年代
メーカー
寸法
櫛歯
ランベール
W210xH605xD330
解説

 

椅子に座り左手でギターのコードを押さえながら、右手でギターを弾く仕草をする。首を前後左右に動かし、舌を出し入れする。また組んだ足もリズムをとる。特徴は上半身を前後にゆするところ。 ペーパーマッシュのヘッドには蝶々のペイントがされている。開いた口とガラスの目を持ちモヘアのカツラを付けている。顔には虫が描かれている。レースの襟が付いた柄のあるシルクの衣装を着ている。人形下の台にはスタート・ストップレバーとキイが付いていて、メカニズムは台の中に組み込まれている。

ランベール
レオポルド ランベールは時計工の職に就くがヴィシーに師事し、その後1886年に独立。お針子をしていた妻のブルジョアが豪華で優雅な衣装を担当し、それがランベール作品の魅力のひとつとなる。LBという夫婦の頭文字の商標を用いる。彼の作品は、個別受注による複雑で大型のものと、大量生産用の小型のものの2つに分別できる。工房は各万博で度々賞を取り繁栄を続けるが、第一次世界大戦の勃発や電動オートマタの出現がゼンマイで動くオートマタ製品の中止を余儀なくされる。

 

 

ピエロのギター弾き

 

 

   


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