サイバー・ミュージアムのトップページへ戻る


整理番号     

  マニベル クリスマス・シーン 

このページのコンテンツには、Adobe Flash Player の最新バージョンが必要です。

Adobe Flash Player を取得

339
品名    
マニベル クリスマス・シーン
分類
製作国
製作年代
automata
ドイツ
1900年頃
メーカー
寸法
櫛歯
W420xH310xD260

解説

 

当時比較的安価で販売されていたマニベル(手回し)式のオートマタ。クリスマスの風景を再現。サンタの手、乳母車を押す少女の手、前の子供が踊るなどの単純な動きをする。

サンタは白い兎の毛皮のふちの付いたコートと帽子を身に付け、鈴を鳴らす。トライアングルの少女ととサンタのポッケにセルロイド製の人形を入れる少女はGeburuder Heubach(ゲブリュダー ホイバッハ)のビスク・ヘッド。木馬を持つセルロイド製の少女は足をぐるぐると廻す。乳母車を前後に動かし赤ちゃんをあやす少女と乳母車の赤ちゃん、ともにセルロイド製。少女達は白いレースのドレスを着ている。多色刷りの紙でできた長方形の土台にはハンドルが付いている。

ゲブリュダー・ホイバッハ 1820~1925 Gebruder Heubach 
初代のホイバッハはゾンネベルグで人形の商いをしていた。他のドイツのメーカーにもヘッドを供給し、また1860年代にはパリにもエージェントをおいていたことからして、フランスにもヘッドやボディを売っていたと思われる。 20世紀に入るとキャラクター・ドールを主に製作したが、その多くの人形の目には「インタグリオ・アイ」(描き目だが、目のまぶたのラインに沿って白いハイ・ライトの点を描き、瞳の部分が沈み彫りになった目)と呼ばれる特殊な方法で目を描いている。 またカツラを使う代わりに、型取りにされて焼かれたヘアー・スタイルのヘッドも多い。 ヘッドのクオリティーのわりにボディの質はあまり良くない。ほとんどのヘッドにHEUBACHの刻印マークが付いている。

 

 

 

 マニベル クリスマス・シーン

 

 

   

  ホーム 博物館について サイバー・ミュージアム オルゴールの解説 用語辞典 ブログ サイトマップ 問い合せ  

オルゴールの小さな博物館は2013年5月15日をもって閉館しました。

Our Museum has closed its doors on May 15, 2013.