クリスマスの家族団欒を描いたモーション・ピクチャー。内部に取り付けられた10個の木製の歯車により様々な部分が動く。額のなかの絵が動くオルゴールはメカニカル・ピクチャまたはモーション・ピクチャなどと呼ばれ1700年代から作られていた。オルゴールを動力とする製品として多く作られたのは1890年代から1900年代で、油絵で描かれた時計付きのものや、紙をカットして重ねたものなどが作られた。中に組み込まれたオルゴールはスイスもしくはオーストリア製が多い。
このモーション・ピクチャーも当時はオルゴールが付いていたようだが紛失。からくりも現代修復し、オルゴールは後付け。
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