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整理番号     

 
317
品名    
鳥かごを持つ少年
分類
製作国
製作年代
automata
フランス
1880年頃
メーカー
寸法
櫛歯
ランベール
W160xH465xD185
解説

 

少年が首を左右に振りながら右手に持った花を上下させる。左手に持った花籠の中の鳥も動く。ビスクヘッドはジュモーの作品。 閉じた口、ガラスの眼を持ち、ブロンズのカツラを付け、グリーンのブラウスと同色のパンツ、赤いベストを着ている。ベースにはオルゴールとからくりを動かす仕組みが組み込まれている。ヘッドの後ろに赤のスタンプ [DEPOSE TATE JUMEAU]

ランベール
レオポルド ランベールは時計工の職に就くがヴィシーに師事し、その後1886年に独立。お針子をしていた妻のブルジョアが豪華で優雅な衣装を担当し、それがランベール作品の魅力のひとつとなる。LBという夫婦の頭文字の商標を用いる。彼の作品は、個別受注による複雑で大型のものと、大量生産用の小型のものの2つに分別できる。工房は各万博で度々賞を取り繁栄を続けるが、第一次世界大戦の勃発や電動オートマタの出現がゼンマイで動くオートマタ製品の中止を余儀なくされる。

人形:ジュモー
父ピエールと息子エミールが築き上げたフランスを代表する人形メーカー。太く弧を描く眉、大きくてつぶらな瞳、ふくよかなほおが特徴。

 

 

鳥かごを持つ少年

 

 

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