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整理番号     

 
304
品名    
篭に入れた犬を持つ少女
分類
製作国
製作年代
automata
フランス
1900
メーカー
寸法
櫛歯
ランベール
W190xH490xD230
解説

 

ビスク・ヘッドはジュモーの作品。閉じた口とガラスの目を持ちモヘアのカツラを付けている。頭にはレースの飾りを付けた帽子をかぶり、シルクのワンピースを着ている。人形下の台にはスタートレバーとキイが付いていて、メカニズムは台の中に組み込まれている。左右に首を振りながら右手で篭の蓋を開ける。蓋を開けると犬の口が動く。

ランベール レオポルド 
ランベールは当初時計工の職に就くが、オートマタ職人のヴィシーに師事した後、1886年に独立。お針子をしていた妻のブルジョアが豪華で優雅な衣装を担当し、それがランベール作品の魅力のひとつとなり、LBという夫婦の頭文字の商標を用いてる。彼の作品は、個別受注による複雑で大型のものと、大量生産用の小型のものの2つに分別できる。工房は各万博で度々賞を取り繁栄を続けるが、第一次世界大戦の勃発や電動オートマタの出現がゼンマイで動くランベールのオートマタ製品の中止を余儀なくされる。

人形: Jumeau(ジュモー)
父ピエールと息子エミールが築き上げたフランスを代表する人形メーカー。太く弧を描く眉、大きくてつぶらな瞳、ふくよかなほおが特徴。

 

 

 

篭に入れた犬を持つ少女

 

   

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