8曲入りシリンダー。丸形の曲のインジケータには、リピート&チェンジスイッチが付き、曲番号のチャンネルを回転させると曲チェンジが可能となる。その為曲のチェンジ方法も通常とは異なり、曲送りのギアがシリンダーではなく、インジケータに取付けられている。ジャコットパテントのセーフティチェックがついている。またメルモド・フレールのパテントプレート付き。ケースは後から付けられたものか?シリンダー左端に軸が伸びていてショーケースなどからくりを動かすオルゴールに使用されていたと思われる。
メルモド・フレール (スイス サン・クロワ)
1816年に創業。当初はシリンダー・オルゴールの専門メーカーとして、コインで始動するオルゴール等を製造。1890年代にはディスク・オルゴールのムーブメントも製造するようになり、ステラやミラのなどの傑作機を世に送り出した。
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