クリスマスツリーを回転させるためのオルゴール。通常オルゴール部はスイス製の小さなシリンダーを使用していた。1905年頃に多く作られていた。このツリースタンドはシリンダー4本付。ケース横に付けられた曲変換用のレバーは3段階になっていて、1段目にセットすると、一番右のオルゴールを、3段目にセットすると右から2番目のオルゴールを演奏する。真ん中にセットした場合は、右から3、4番目のオルゴールを演奏するモードとなり、ケース上部の曲変換レバーによって選択する。いずれもレバーの先に付けられた回転するギアが移動し、シリンダーのギアと噛み合って動く。各2曲入りで、1番右がクリスマスの曲2曲入り。それぞれ1曲を2回続けて演奏するようにギアが付けられている。4つのオルゴールはそれぞれ、シリンダーの長さと櫛歯の数が異なる。右から52本=L6.5cm 53本=L6.4cm 54本=L6.4cm 52本=L6.4cm。
機械部分にJ.C. Eckardt Cannstatt D.R.G.Mと記されている。
1-1 Still Nacht, heilige Nacht! 聖しこの夜 讃美歌109番 Gruber グルーバー
1-2 O Sanctissima いざ歌え、いざ祝え 讃美歌108番 Sicilian Melody シチリアのメロディ
2-1 Angel's Serenade 天使のセレナーデ 「ワラキアの伝説」 Braga ブラガ
2-2 Verlassen Verlassen Corinthian Song みすてられて Koschat, Thomas コシャト
3-1 Marche viennoise Wien bleibt Wien ウィーンはいつもウィーン Schramme l シュランメル
3-2 unknown
4-1 unknown
4-2 We? Gather Together ほめたたえよ救い主を 讃美歌79番 Old Netherlands Melody 古いオランダのメロディ
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