3枚の櫛歯を持つオルゴール。同じ調律の櫛歯2枚を左側及び中央に配置し、サブライム・ハーモニーを奏でる。右側にはピッコロ用の櫛歯を配置してある。サブライム・ハーモニーとは同じ調律の櫛歯を2枚以上配置し、ハーモニー、連続音、トレモロによる全音符の表現などを可能する演奏方法。ピッコロとは高音と高調子でメイン・メロディの伴奏を行うこと。その為このオルゴールは、サブライム・ハーモニー コンサート・ピッコロの名がつけられた。ゼンマイはレバー・ワインド方式により巻き上げられる。スタート・ストップ・レバー、曲目変換レバーの2つの操作レバーが付いている。
ラングドルフ(スイス・ジュネーヴ)
1838にDavidにより創業。1844年からMetert(メテルト)と提携し、METERT & LANGDORFFの商標で1852年まで営業。その後D.LANGDORFFの商標で営業。1873年のDavidの死後、彼の妻と息子によりLANGDORFF et Cieの商標で、1898年以降LANGDORFFの商標で1902年まで営業する。
Langdorff Sublime Harmonie Concerto Piccolo No.24604
1 Der Bettelstudent, Marsh 「乞食学生」より マーチ Millocker ミレッカー
2 Tanhauser, Overture 「タンホイザー」より 序曲 Wagner ワーグナー
3 Lagunen, Walzer 入江のワルツ Joh. Strauss 2 シュトラウス2世
4 Carmen, Quadrille 「カルメン」より カドリール Bizet ビゼー
5 Rapsodie Hongroise ハンガリアン狂詩曲 Liszt リスト
6 Der Freischutz, Jagervergnugen chor. 「魔弾の射手」より 狩人の合唱 Weber ウェーバー
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