3枚の櫛歯を持つオルゴール。同じ調律の櫛歯2枚を左右に配置し、神々しい(Divine)ハーモニーを奏でる。中央の櫛歯は同じ音程を5から6本ずつ持ち、順番に素早く鳴らすことで長音を表現するトレモロ専用の櫛歯。このためディヴァイン・ハーモニー・トレモロ(Divine Harmonie Tremolo)の名がついた。長時間演奏を可能にするために、2個のゼンマイを使用していて、ゼンマイはレバー・ワインド方式により巻き上げる。1曲演奏レバー、曲目変換レバーの2つの操作レバーが付いている。
ペイラード (スイス サン・クロワ)
1814年に創業し高品質のオルゴールから安価なオルゴールまでを生産し販売した。第一次世界大戦が勃発した1914年にはオルゴールの生産を中止したが、1930年には同じブランドで蓄音機、メトロノーム、タイプライターを製造、販売していた。
Paillard Divine Harmonie Tremolo No.10729
1 Stabat Mater No.4 Consus Animas スターバト・マーテル Rossini ロッシーニ
2 Guillaume Tell, Tyroliene 「ウィリアム・テル」より チロル人の合唱 Rossini ロッシーニ
3 I Dreamt : I Dwet アイ ドリーム ・ アイ ドゥエット Balfe バルフ
4 Mignon, Choeus Connais tu le pays 「ミニヨン」より 君よ知るや、南の国 Thomas トマ
5 Cloches de Corneville, Chanson du cidre 「コルヌヴィルの鐘」より Planquette プランケット
6 Linda di Chamounix, A Consolami 「シャモニーのリンダ」より Donizetti ドニゼッティ
7 Hamlet : Marche ハムレットのマーチ Rossini ロッシーニ
8 Sweet Hearts, Walse No.1 スイート・ハート ワルツ d'Albert アルバート
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