これは家庭用のテーブル・タイプのオルゴールで、コメットが製造した一番小さいサイズのディスク・オルゴール。シングル・コームとロング・ベッドプレートを使用し、センター・ドライブ方式でディスクを回転させる。ケースの内側にスタート・レバーとゼンマイを巻き上げるハンドルが付いている。
コメット社はかつて製造された最大のディスク・オルゴールを作った会社として有名。最大径(88.4cm)のオルゴールは櫛歯8枚と14ケのベルを使うものだった。コメット社のトレードマークには男性がラッパを吹いている絵が用いられた。
コメット社(ドイツ ライプチッヒ)
コッメット社はドイツ、ライプチッヒのオルゴール・メーカー (1895-1900)。1890代から1900代の初めまでテーブル・モデルの小型から、アップライト・スタイルの大型のディスク・オルゴールを製造した。
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